『11』に思う事

9.11から11年。
犠牲者の方々のご不孝を悼みつつ、
ふと、3.11の事も思い出しました。

弊社の代表は東北出身で、被災地域に実家を持つ社員もおりまして、
昨年の話では御座いますが、交通等が少し落ち着き始めた二週間後、
持てるだけのお見舞いを持ってすぐに宮城へと向かいました。

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至る所で見かける自衛隊の車両。
険しい顔をして一生懸命動いておられました。
余談ですが、筆者の友人にも何人か自衛隊がおりまして、連絡が取れずに心配していたのですが、
全国規模で何日も輸送機で飛びっぱなし、という話を後から聞きました。

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津波によって傾いた街灯です。
何日かは経過していましたが、
それでもむせ返る程に海水の匂いが凄く、本当にここまで来ていたんだ、という思いを実感させられます。

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宮城県のほぼ中央、塩竈市の様子です、
流されてしまった車、そして船。
凄惨な様子に気を取られ、流された当時の様子がまったく想像出来ません。

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10mの津波が襲った荒浜地区の様子です。

かつてここには何があったのでしょうか。
本当に、ここには何かあったのでしょうか。
それほどまでに閑散としてしまっていました。
弊社社員の実家は、本当に30m手前まで津波が来ていた、などという話を聞き、
ただただ息が詰まる思いでした。


アクセル・モードでは、被災者の方を採用する際には、
義捐金として一定の手当てを支給する仕組みがありました。
その旨、あちらの職業安定所でもお話したのですが、
自分達の力で故郷を復興させる、その為にその地で尽力する、
というようなお声もたくさん耳に致しました。

あれから一年半経ちましたが、まだまだ落ち着いたとは言えない状況です。
仕事でも何でも、何かを成し遂げる為には、コンスタントに継続することが大事だと思います。

被災地の皆様のご多幸とご活躍をお祈りすると共に、
自分達にもまだ何か出来る事はないかと日々忘れずに励んで参りたいと思います。